ドッグフードのトッピング用に使ってくださいね。
本記事の信頼性
この記事を書いている私は調理師免許、犬の管理栄養士の資格を保有しており、犬の栄養学に基づきレシピを作成しております。
本記事の内容
のりたまふりかけのレシピ
のりたまふりかけの栄養成分
トッピング の目安
卵をあげる時の注意点
のりたまふりかけのレシピ
材料
- 卵 1個
- 小松菜 20g
- すりごま 大さじ1
- 青のり 大さじ1
step
1卵はボールに入れよくかき混ぜます。
step
2卵をレンジで加熱します
卵を耐熱容器に入れ、レンジで30秒加熱。泡立て器で卵をほぐしたら
再度1分加熱してください。
卵をより細かくしたい場合はザルでこしてください。
step
3小松菜をレンジで加熱する
小松菜は洗ってみじん切りに切り、耐熱容器に入れレンジで30秒加熱します。
step
4すべての材料を混ぜ合わせる
小松菜から水が出ていたらキッチンペーパーなどで水気を切ってから混ぜ合わせましょう。
のりたまふりかけの栄養成分
栄養成分
- エネルギー 140kcal
- タンパク質 9.6g
- 脂質 10g
- 炭水化物 3.4g
- カルシウム 166.6mg
- リン 165.7mg
- カルシウム：リン 1:1
カルシウム：リンの比率は1:1であることが好ましいです。
その理由は下記記事に書いてあります。
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犬のごはんにトッピングする時のポイントを解説【作り方あり】
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卵
卵はビタミンCと食物繊維以外の、全ての栄養素を含んでおり、完全栄養食品とも言われています。
また必須アミノ酸をバランス良く含まれているため、質の良いタンパク質を摂取することができます。
タンパク質はカルシウムの吸収を助ける働きがあり、丈夫な骨を作ったり、筋肉を強化するために欠かせない栄養素です。
小松菜
カルシウム、B−カロテン、ビタミンCを多く含む緑黄色野菜です。
また解毒作用の酵素も含まれているため生活習慣病やガンの予防効果も期待できます。
【B−カロテン】
抗酸化作用を持ち生活習慣病予防効果が期待できます。
【ビタミンE】
抗酸化作用と持つ。
【ビタミンC】
免疫力を高める。
【カルシウム】
骨や歯を丈夫に保つ働きがある。
【食物繊維】
整腸作用があり腸内環境を整える効果がある。
すりごま
セサミンなどの抗酸化作用をもつ物質が豊富な食品。すりごまの香りが食欲増進につながる。
【リノール酸、オレイン酸】
不飽和脂肪酸。免疫力を高める効果がある。
【タンパク質】
体を作る構成成分。体の機能を調整する働きを持つ。肉や魚と同等のタンパク質を含んでいる。
【カルシウム】
骨や歯を丈夫に保つ。ごまは牛乳の11倍のカルシウムを含んでいます。
【ゴマリグナン】
抗酸化作用、肝機能の改善、脂質代謝の促進効果がある。
青のり
食物繊維やカルシウムを多く含む食品。青のりの香りが食欲増進につながる。
【食物繊維】
整腸作用があり腸内環境を整える効果がある。青のりの40％を占めている。
【B−カロテン】
抗酸化作用を持ち生活習慣病予防効果が期待できます。
キャベツの70倍以上のカロチンを含んでいます。
【鉄分】
血液中の酸素を運搬する働きを持つ。小松菜の10倍以上の鉄分を含んでいます。
トッピングの目安
トッピングの目安は1食あたり、
・小型犬→スプーン１杯程度
・中型犬、大型犬→スプーン２〜３杯程度
にしましょう。
今回はリンとカルシウム比を調整するために、青のりやすりごまを多く使用しています。
基本的に青のりやすりごまに毒となる成分は含まれていませんが、ごまはほぼ脂質でできているので、与えすぎは肥満などのリスクにつながる可能性もあります。
ですので、ドッグフードに少しトッピングする感覚で与えてください。
作る時の注意点
生の卵白にはアヒジンという成分が含まれていて、ビタミンの1種であるビオチンの吸収を妨げてしまう働きがあります。
ビオチンが欠乏すると皮膚病になる危険もあります。
アヒジンは熱に弱いので加熱した卵白については与えても問題ないです。
ですので卵を使ったレシピはしっかりと加熱してから犬に与えましょう。